にょいりんじ【如意輪寺】
読者カード 用例 2018年11月27日 公開
用例: | 寺より東へ行、なを左の谷に下りて、むかふの山に登り、東能山如意輪寺(とうのうさんニョイリンジ)有。〈巻第八 従高野山到和州郡山記〉 |
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『千種日記』 1683年 著者不詳 | |
語釈: | (一)奈良県吉野郡吉野町にある浄土宗の寺。山号は塔尾(とうのお)山。延喜年間(九〇一-九二三)日蔵の創建。後醍醐天皇が吉野に行宮を定めた時に勅願所となる。正平二年(一三四七)楠木正行が過去帳に一族郎党の名を控え、堂の扉に矢尻で「帰らじとかねて思へば梓弓なき数に入る名をぞとどむる」と辞世の歌を書き残し、四条畷に出陣したと伝えられる。 |
コメント:解釈1の事例で遡ります
編集部:2011年9月21日付けで、『己巳紀行』(1689)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼることになります。
著書・作品名:千種日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1683年
著者・作者:著者不詳
掲載ページなど:355ページ
発行元:古典文庫