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みすい【未遂】

読者カード 用例 2019年01月02日 公開

2017年04月26日 古書人さん投稿

用例:次に未遂犯即ち選挙に干渉せんと心に決したる迄の如きものを罰するの必要なし
『●衆議院傍聴筆記(第四十二)(「東京朝日新聞附録」より)』 1895年3月7日
語釈:〔名〕(2)犯罪の実行に着手したが、これを遂げなかったこと。自分の意思により中途でやめた場合の中止未遂と、思わぬ障害により結果が発生しなかった場合の障害未遂とがある。未遂犯。←→既遂。

コメント:解釈2の事例で遡ります。既遂犯が立項されているので、見出語を未遂犯とした方がいいかもしれません

編集部:第2版では、佐々木邦『珍太郎日記』(1921)からの例が添えてありますが、さらに、26年さかのぼることになります。

著書・作品名:●衆議院傍聴筆記(第四十二)(「東京朝日新聞附録」より)

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1895年3月7日

著者・作者:

掲載ページなど:904ページ

発行元:東京朝日新聞社