いちらくおり【一楽織】
読者カード 用例 2017年07月14日 公開
用例: | 矢張り一樂織(らくおり)を第一とす先づ三枚重ねを調へんとせは上着を紺地鼠の大明か萬筋にして下着は變色の見甚縞か若くは小紋形の風通織を張枚揃にて着勢ば天晴なるべし |
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『國民新聞』 1891年9月30日 | |
語釈: | 〔名〕(2)(織物の地合が(1)に似ているところから)綾糸織りの一種で、変化斜紋織を応用した非常に精巧な絹織物。一楽。 |
コメント:語釈(2)の用例で若干遡ります。
編集部:2015年11月16日付けで、古書人さんに『文藝倶楽部』(第拾壱編、1895)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。
著書・作品名:國民新聞
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1891年9月30日
著者・作者:
掲載ページなど:●和服の新流行○男物着物(袷綿入) 2面
発行元:國民新聞社