日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

こうかもん【光化門】

読者カード 項目 2019年03月07日 公開

2017年07月17日 古書人さん投稿

用例:砲声を聞くと同時に縁の下に隠れ三四時を経て姿を下人に換へ光化門(クワウクワモン)より逃れ是亦貞洞(ていどう)の某洋人の家に逃れ居れり
『雑報 ●京城特報(七月三十日)(「東京朝日新聞」より)』 1894年8月9日
語釈:韓国の首都ソウルの中心部にある、朝鮮王朝(李朝)時代の正宮である景福宮(キョンボックン)の正門。1395年に景福宮とともに建てられたが、1592年、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に焼失。朝鮮王朝末期の1860年代に再建されたが、日本の韓国併合後の1926年には、朝鮮総督府の建設に伴い、移築された。さらに50~53年の朝鮮戦争では、木造部分が焼失。68年、当時の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の指示で再建されたものの、木造ではなく鉄筋コンクリート造りで、位置も微妙に異なっていた。2010年8月15日、楼閣を木造で再建して正しい位置に建て直す4年がかりの復元工事が完成。1968年の再建の際に掲げられた、朴大統領が書いたハングルの扁額も、本来の漢字のものに差し替えられ、光復節(日本の植民地支配からの解放記念日)にあわせて開門式が行われた。〈以下略〉カンファムン。〔集英社『情報・知識 imidas 2018』@JapanKnowledge"カンファムン"〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:雑報 ●京城特報(七月三十日)(「東京朝日新聞」より)

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1894年8月9日

著者・作者:

掲載ページなど:2ページ

発行元:東京朝日新聞社