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カンボジア【柬埔寨】

読者カード 用例 2019年07月07日 公開

2017年11月02日 古書人さん投稿

用例:東埔寨(カンボウチャ) トンボウチャ カボウチャトモ云〈巻三〉
『増補華夷通商考』 1708年 西川求林齋
語釈:(英 Cambodia)《カンボチャ》インドシナ半島南部の国。南西部はシャム湾に面し、タイ、ラオス、ベトナムと国境を接する。大部分がメコン川の沖積平野で占められ、米作が盛ん。首都プノンペン。一世紀頃クメール族が扶南を建国、六世紀頃真臘(しんろう)が興亡。九世紀にアンコール時代の隆盛期を迎えた。一八六三年フランスの保護領となり、一九四九年フランス連合内で立憲王国として独立。五四年ジュネーブ協定により完全独立した。七〇年にロン‐ノル政権を経て、七六年新憲法発布に伴い「民主カンボジア」と改称。その後、内戦を経て九三年シアヌークを擁したカンボジア王国が成立した。柬埔寨、柬蒲塞などとあてる。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『日本財政経済史料-七・経済・外国通商・海外貿易・慶長一五年(1610)八月日』の例が添えられています。

著書・作品名:増補華夷通商考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1708年

著者・作者:西川求林齋

掲載ページなど:330ページ(「日本経済大典」(復刻版第4巻)より)

発行元:薗田総合企画