日国友の会



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サボタージュ

読者カード 用例 2018年05月11日 公開

2018年03月14日 ねじり草さん投稿

用例:跋文をかき活版所ニ渡すつもりニ候も目下何方もサボタージュにて出来上りは此暮ならば上々と存居候
『佐々木喜善宛柳田國男書簡』 1919年 柳田國男
語釈:〔名〕(フランス sabotage)((サボタージ))(1)労働者の争議戦術の一つ。就業しながら意識的に仕事を停滞させ、能率を落として企業者側に損失を与え紛争の解決をうながすこと。怠業(たいぎょう)。サボ。サボテージ。

コメント:さかのぼります。大正8年10月4日 佐々木喜善宛書簡(大正8年=1919)

編集部:2011年5月16日付けで、古書人さんに、勝屋英造『新しい主義学説の字引』(1920)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:佐々木喜善宛柳田國男書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年

著者・作者:柳田國男

掲載ページなど:458ページ〔『定本 柳田國男集 別巻第四「書簡」』、1964〕

発行元:筑摩書房