日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

げいは【鯨波】

読者カード 用例 2019年12月01日 公開

2018年03月27日 古書人さん投稿

用例:時に天地尚光なく、萬里の北極には、幽暗極寒の領あって、飛龍ニードホッグ(Nidhogg)(暗黒)之を司り、怒りて飛べば、颶風坤與を震ひ、大海の鯨波(げいは)砕けて煙となる。
『北欧神話(「希臘及北欧神話」より)』 1919年10月29日 訳者 杉谷虎蔵
語釈:〔名〕(鯨のような大きな動物が、波をおこし水を吹き立てるさまから)(1)大きな波。大波。巨濤(きょとう)。怒濤。鯨浪。

コメント:解釈1の和文例です

編集部:第2版では、国書から『左記』(1180)『翰林葫蘆集』(1518頃)の例が、漢籍からは劉禹錫の『送源中丞充新羅冊立使詩』がそれぞれ引かれています。

著書・作品名:北欧神話(「希臘及北欧神話」より)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年10月29日

著者・作者:訳者 杉谷虎蔵

掲載ページなど:409ページ

発行元:冨山房