びょうぼう【淼茫】
読者カード 用例 2019年11月29日 公開
用例: | 斯くて天地既に定まりければ、神々は大海をして永へに大地を繞らしめ、淼茫(ベウバウ)たる大海の際を限りて、巨魔族の住所と定め、之をヨーツンハイム(Jotunheim)(巨魔の世界)と名け、又ウトガルド(Utgard)(魔界)とも呼べり。 |
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『希臘及北欧神話』 1919年10月29日 訳者 杉谷虎蔵 | |
語釈: | 〔形動タリ〕水などの広々としたさま。淼淼。 |
コメント:和文例がないので
編集部:第2版では、『菅家文草』(900頃)の例が早く、確例は『色葉字類抄』(1177-81)のみが掲載されています。
著書・作品名:希臘及北欧神話
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1919年10月29日
著者・作者:訳者 杉谷虎蔵
掲載ページなど:413ページ
発行元:冨山房