日国友の会

だっさいぎょ【獺祭魚】

読者カード 用例 2018年06月15日 公開

2018年04月02日 ねじり草さん投稿

用例:自分の家の二階には、一ぱい本を散らかして、獺祭魚の趣をつくり
『拝接』 1981年 内田百閒
語釈:〔名〕(2)(唐の李商隠が、その詩に非常に多くの典故を用いたのを(1)にたとえられたことから)詩文を作るときに、多くの参考書をならべひろげること。また、詩文に故事を数多く引用すること。

コメント:用例がなかったので。223頁に昭和10年3月特別号「週刊朝日」とあります。(昭和10年=1935)

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:拝接

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1981年

著者・作者:内田百閒

掲載ページなど:112ページ〔内田百閒『凸凹道』、1981〕

発行元:旺文社