日国友の会



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つきじかっぱんせいぞうしょ【築地活版製造所】

読者カード 項目 2018年06月17日 公開

2018年04月04日 ねじり草さん投稿

用例:毎日みんなの顔を合はした場所は築地活版所の第十三号室である。
『十三号室』 1981年 内田百閒
語釈:日本の近代印刷の先駆者、本木昌造(1824~1875)に師事した平野富二(1846~1892)が、1872(明治5年)、東京・築地設けた会社。活字や印刷機械の製造販売、印刷を行った。1938年(昭和13年)会社解散。

コメント:項目がなく日本の近代印刷史で欠くことのできない存在だから。255頁に昭和11年7月、中央公論社から刊行とあります。(昭和11年=1936)

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:十三号室

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1981年

著者・作者:内田百閒

掲載ページなど:138ページ〔内田百閒『有頂天』、1981〕

発行元:旺文社