ひとくちもなか【一口最中】
読者カード 項目 2018年07月07日 公開
用例: | 小生目下胃腸を害し居る為あの一口最中も一度に三つしか食べられず太だ残念ですが如何とも致されません〈大正十五年一月八日〉 |
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『谷口喜作宛芥川龍之介書簡』 1926年 芥川龍之介 | |
語釈: | 〔名〕一口で食べられる程度の大きさに作った最中。 |
コメント:項目がなかったので。宮脇俊三さんの著作にこの言葉があり投稿しようとしたやさき芥川龍之介に見つかりました。
谷口喜作宛芥川龍之介書簡-大正15年1月8日。(大正15年=1926)
ブランチの中に入れている辞典は『三省堂国語辞典』-カツ、『明鏡国語辞典』-羊羹、『岩波国語辞典』-最中でした。
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:谷口喜作宛芥川龍之介書簡
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1926年
著者・作者:芥川龍之介
掲載ページなど:433ページ〔『芥川龍之介全集第十一巻 書簡二』、1978〕
発行元:岩波書店