ブロムカリ
読者カード 項目 2018年07月09日 公開
用例: | ブロウム・カリが利いて来て、執拗な結滞がなほつたと云ふ事を考へる。 |
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『病閑録(燕燕訓ノ五)』 1953年 内田百閒 | |
語釈: | 〔名〕(ドイツ Bromkali)臭化カリウム。水酸化カリウムの水溶液に臭素を作用させてできる無色の結晶。水によく溶け、写真用定着剤・鎮静剤・化学試薬などに用いる。化学式KBr 臭剝(しゅうポツ)。〈cf.『デジタル大辞泉』"臭化カリウム"〉 |
コメント:項目がなかったので。300頁に28年3月号「小説新潮」とあります。(昭和28年=1953)
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:病閑録(燕燕訓ノ五)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1953年
著者・作者:内田百閒
掲載ページなど:71ページ〔内田百閒『無伴奏・禁客寺』、1982〕
発行元:旺文社