シンギュラリティ
読者カード 語釈 2018年06月01日 公開
用例: | 欧米では、二〇四五年に「シンギュラリティ(技術的特異点)」が到来するという予測がされていて、けっこう人々に支持されているそうだ。約三〇年すれば、人間より賢い、「意識」をもつ人工知能が出現し、何もかも任せられる時代になるというのである。 |
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『ビッグデータと人工知能』 2016年7月25日 西垣通 | |
語釈: | 〔名〕(英 singularity)コンピュータの知能が発達して人間の知能を追い越す時点をいう未来学の用語。レイ・カーツワイル は2045年を予想している。技術的特異点。〔『プログレッシブビジネス英語辞典』@JapanKnowledge〕 |
コメント:一種のバズワードかもしれませんが、ここ数年話題になっているので、とりあえず。ちなみに、同著の91ページには、「シンギュラリティという言葉を言い出したのはカーツワイルではない。それは数学者でありSF(サイエンス・フィクション)作家でもあるヴァーナー・ヴィンジという人物が、一九九三年におこなった講演のタイトルなのである」とあります。
編集部:第2版の語釈は、「(1)特異性。独自性。(2)特定の暦日に、ある大気現象が偶然とは考えられぬほど高い確率で出現すること。また、その日。特異日」となっています。
著書・作品名:ビッグデータと人工知能
媒体形式:単行本
刊行年(月日):2016年7月25日
著者・作者:西垣通
掲載ページなど:ⅱページ
発行元:講談社