たいざんめいどうしてねずみいっぴき【泰山鳴動して鼠一匹】
読者カード 用例 2018年06月19日 公開
| 用例： | 『義は泰山より重く死は鴻毛より軽し』『泰山を挟んで北海を超ゆ』『泰山鳴動して鼠一匹』など日本人の間にも耳慣れて居る其『泰山』は、支那の最も尊い山である。 |
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| 『岱嶗雑記』 1911 年4月 渋川玄耳 | |
| 語釈： | 「たいざん（大山）鳴動（めいどう）して鼠一匹（ねずみいっぴき）」に同じ。 |
コメント：遡ります。岱と雑の間の字は山へんに勞、ユニコード５Ｄ９７です。
編集部：2018年4月22日付けで、江東遊民さんに、 海野十三『赤耀館事件の真相』（1929）からの例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼることになります。
著書･作品名：岱嶗雑記
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1911 年4月
著者･作者：渋川玄耳
掲載ページなど：158ページ
発行元：玄耳叢書刊行会