びんがた【紅型】
読者カード 用例 2018年09月18日 公開
用例: | 中でも評判を高めたのは紅型で、その美麗さは、誰の眼をも奪った。〈那覇の古着市〉 |
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『蒐集物語』 1955年 柳宗悦 | |
語釈: | 〔名〕(色を用いた型染めの意)沖縄で発達した模様染め。普通、一枚の型紙を用いて多彩な染めを施したもので、琉球尚王朝の頃から行なわれ、更紗、友禅の技法を取り入れながら発達した。 |
コメント:2007年5月22日に事典からの投稿がありますが文例として。最終頁に昭和31年2月中央公論社刊、127頁に昭和30年10月記とあります。
編集部:nanyakayaさんに、田中千代編『図解・服飾事典』(1955)の例をご紹介いただいています。文例としては、第2版の大城立裕『カクテル・パーティー』(1967)からの例が添えられていますが、さらに、12年さかのぼることになります。
著書・作品名:蒐集物語
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1955年
著者・作者:柳宗悦
掲載ページなど:116ページ〔柳宗悦『蒐集物語』、1989〕
発行元:中央公論社