日国友の会



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おちょうず【御手水】

読者カード 用例 2020年07月08日 公開

2018年07月13日 古書人さん投稿

用例:仰云。主上大嘗会ニ神御陪膳令勤仕給事。神今食中院行幸之時同事也。イカノ甲ヲ用。御手洗御手水ハアル也。
『富家語』 1151-61年 関白藤原忠実
語釈:〔名〕(「お」は接頭語)(1)手や顔などを洗い清めること。また、その水を丁寧にいう語。

コメント:解釈1か2かはっきりしませんが、取り敢えず解釈1の事例で遡ります

編集部:洗い清めるときに使う水と思われますので、1の例とします。第2版では、人情本『英対暖語』(1838)の例が引かれています。

著書・作品名:富家語

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1151-61年

著者・作者:関白藤原忠実

掲載ページなど:165ページ上段後ろから4行目〔「続群書類従 巻第九百三十四」(第32輯上)、1925〕

発行元:続群書類従完成会