日国友の会

いおうだけ【硫黄岳】

読者カード 項目 2024年07月14日 公開

2018年08月15日 古書人さん投稿

用例:(鷲羽嶽)九六五〇尺、北に秀麗なる黒嶽を見、南に赤裸々の硫黄嶽(イワウダケ)(八八二八尺)を控へて屹立しゐてるのは鷲羽嶽である。
『登山必携 山嶽めぐり』 1919年6月25日 石上録之助
語釈:(長野県)茅野(ちの)市と南佐久郡南牧(みなみまき)村の境にある南八ケ岳の1峰。標高2,742.1m。山頂は平坦な砂礫地で,付近には豊富な高山植物がみられる。山頂の北東側は高さ300m以上の大岩壁となって切れ落ち,硫黄岳を構成する溶岩・火砕岩の層状構造が認められる。〈以下略〉〔『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:遡ります

編集部:2017年6月4日付けで、『法律新聞』1921年2月23日付け記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。

著書・作品名:登山必携 山嶽めぐり

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1919年6月25日

著者・作者:石上録之助

掲載ページなど:67ページ5行目

発行元:鈴木書店