やつしろがい【八代貝】
読者カード 用例 2018年10月20日 公開
用例: | 古東京湾の海底につもった砂の層が出ていて、そのなかにはたくさんの貝の化石をふくんでいる。その種類は、バカガイ・タマキガイ・サラガイ・ヤツシロガイ・アカニシを中心に、約四〇〇種におよんでいる。 |
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『化石』 1968年 井尻正二 | |
語釈: | 〔名〕ヤツシロガイ科の巻き貝。北海道南部以南に分布し、水深五〜四〇メートルの砂底にすむ。殻高約一〇センチメートル。殻は球形にふくれ、殻口は大きく半円形に開く。表面は淡褐色で、太い横すじが走り、白や褐色の斑点がある。蓋はない。ヒトデ、ナマコなどを食べる。殻は貝細工に用いる。うずらがい。すがい。やまどりがい。学名Tonna luteostoma |
コメント:用例がなかったので。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:化石
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1968年
著者・作者:井尻正二
掲載ページなど:6ページ
発行元:岩波書店