日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

かききえる【掻消】

読者カード 用例 2018年10月20日 公開

2018年10月17日 ピーさんさん投稿

用例:敵の門に二夜寝にけり〈曾良〉かき消る夢は野中の地蔵にて〈露丸〉
『俳諧・曾良随行日記』 1689年6月
語釈:〔自ア下一〕[文]かきき・ゆ〔自ヤ下二〕(「かき」は接頭語)あとかたもなく消える。

コメント:古典文献の用例として投稿しました。まだ遡れそうですが、とりあえずご報告します。

編集部:第2版では、近代の例が2例添えられており、長与善郎『竹沢先生と云ふ人』(1924-25)からの例が早いのですが、236年さかのぼることになります。

著書・作品名:俳諧・曾良随行日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1689年6月

著者・作者:

掲載ページなど:137ページ〔『校本芭蕉全集4』(芭蕉の俳諧歌仙 有難や の巻)、1964)

発行元:角川書店