かききえる【掻消】
読者カード 用例 2018年10月20日 公開
用例: | 敵の門に二夜寝にけり〈曾良〉かき消る夢は野中の地蔵にて〈露丸〉 |
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『俳諧・曾良随行日記』 1689年6月 | |
語釈: | 〔自ア下一〕[文]かきき・ゆ〔自ヤ下二〕(「かき」は接頭語)あとかたもなく消える。 |
コメント:古典文献の用例として投稿しました。まだ遡れそうですが、とりあえずご報告します。
編集部:第2版では、近代の例が2例添えられており、長与善郎『竹沢先生と云ふ人』(1924-25)からの例が早いのですが、236年さかのぼることになります。
著書・作品名:俳諧・曾良随行日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1689年6月
著者・作者:
掲載ページなど:137ページ〔『校本芭蕉全集4』(芭蕉の俳諧歌仙 有難や の巻)、1964)
発行元:角川書店