ほすいりょく【保水力】
読者カード 用例 2018年11月27日 公開
用例: | 此三平地は大島に於ける米作地にして吸收力保水力共に强くして理學的性質の善良なる玄武岩埴土と大氣透通冝しき片麻岩壤土と相混して |
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『周防國大島郡の土石〔地學雜誌 第五集第四拾九卷〕』 1893年1月25日 東條平二郎 | |
語釈: | 〔名〕土壌粒子間に存在する水分を、重力に抗してその場に保持しておく能力。厳密には、ある状態の土壌の保持し得る含水量として定義される。一般に土壌粒子の大小が含水量を規定する。 |
コメント:遡ります。
編集部:2008年10月3日付けで、末広鉄男さんに、『万有科学大系続篇第三巻(普及版)』(1932)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、39年さかのぼることになります。
著書・作品名:周防國大島郡の土石〔地學雜誌 第五集第四拾九卷〕
媒体形式:その他
刊行年(月日):1893年1月25日
著者・作者:東條平二郎
掲載ページなど:13頁下段14-17行目
発行元:東京地學協會(地學會)