ならず【不成】
読者カード 用例 2021年10月20日 公開
用例: | 下手方は此時四三桂ならずと指しては銀は取れるが飛道は急には破れませんから桂は飛ばずに |
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『将棋定跡講義』 1909年12月24日 編輯者 将棋新報社編輯部 | |
語釈: | 〔名〕(「どうにもならず」の略)(3)将棋で、駒が敵陣の三段目以内で、または以内へ動いても成らないで、もとの性能のままでいること。 |
コメント:解釈3の事例で遡ります
編集部:2013年2月11日付けで、土居市太郎『定跡講義 将棋秘法 駒落の巻』(1924)の例をご紹介いただいていますが、さらに、15年さかのぼることになります。
著書・作品名:将棋定跡講義
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1909年12月24日
著者・作者:編輯者 将棋新報社編輯部
掲載ページなど:122ページ後ろから6行目
発行元:吉川弘文館