いくぶん【幾分】
読者カード 用例 2022年06月05日 公開
用例: | 第二節(前部分省略)肝煎ノ衆議ヲ以テ割賦高ノ内幾分ヲ引去リ之ヲ積立テ以テ非常準備金ト為スベシ 〔米商會所條例別冊(官令全報)〕 |
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『太政官布告(第105号)』 1876年8月1日 | |
語釈: | 【一】〔名〕いくつかの部分に分けること。また、その分けられた部分。一部分。また、すこし。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:〔二〕の副詞の例としてご紹介いただいていますが、「を」で受けているので名詞とみなします。第2版では、『伊藤特派全権大使復命書附属書類』(1885)の例が早いのですが、さらに、9年さかのぼることになります。
著書・作品名:太政官布告(第105号)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1876年8月1日
著者・作者:
掲載ページなど:11ページ
発行元:弘令社