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げんぶんいっちたい【言文一致体】

読者カード 用例 2019年06月23日 公開

2019年03月20日 ねじり草さん投稿

用例:評者曰くたの字の韻を踏だ言文一致体凄し/\
『駆落の駆落』 1889年 饗庭篁村
語釈:〔名〕言文一致の趣意で書かれる文体。口語体。

コメント:2019年1月12日に投稿しましたが、さかのぼる用例がありました。89頁に明治22年9月『小説むら竹』第五巻所収とあります。

編集部:斎藤緑雨『小説評註』(1890)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:駆落の駆落

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1889年

著者・作者:饗庭篁村

掲載ページなど:79ページ〔坪内祐三編『明治の文学 第13巻 饗庭篁村』、2003〕

発行元:筑摩書房