げんぶんいっちたい【言文一致体】
読者カード 用例 2019年06月23日 公開
用例: | 評者曰くたの字の韻を踏だ言文一致体凄し/\ |
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『駆落の駆落』 1889年 饗庭篁村 | |
語釈: | 〔名〕言文一致の趣意で書かれる文体。口語体。 |
コメント:2019年1月12日に投稿しましたが、さかのぼる用例がありました。89頁に明治22年9月『小説むら竹』第五巻所収とあります。
編集部:斎藤緑雨『小説評註』(1890)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。
著書・作品名:駆落の駆落
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1889年
著者・作者:饗庭篁村
掲載ページなど:79ページ〔坪内祐三編『明治の文学 第13巻 饗庭篁村』、2003〕
発行元:筑摩書房