どぼん
読者カード 用例 2019年06月23日 公開
用例: | お前さんが物思はしげに立て居るゆゑ、若しドボンとやりそうなら止めやうと、夫から爰まで附いて来ましたが |
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『権妻の果』 1889年 饗庭篁村 | |
語釈: | 〔副〕(多く「と」を伴って用いる)「どぶん」に同じ。 |
コメント:さかのぼります。71頁に明治22年11月『小説むら竹』第十巻所収とあります。
編集部:第2版では、村井弦斎『紀文大尽』(1892)からの例が早いのですが、さらに、3年さかのぼることになります。
著書・作品名:権妻の果
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1889年
著者・作者:饗庭篁村
掲載ページなど:70ページ〔坪内祐三編『明治の文学 第13巻 饗庭篁村』、2003〕
発行元:筑摩書房