日国友の会



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くりかわ【烏皮】

読者カード 項目 2022年11月15日 公開

2019年05月15日 古書人さん投稿

用例:はんぴ。したがさね。うへのはかま。くりかはといふくつをはく。〔上〕
『龍鳴抄』 1133年
語釈:〔名〕「くりかわのくつ(烏皮舃)」に同じ。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「烏皮舃」の語釈は「(1)(烏皮舃)令制の礼服用の沓。黒革を用い、爪先の鼻(はな)を高くそらせたもの。内側は赤地の錦をはり、赤の組紐で結ぶ。黒革の沓。」あるいは「(2)(烏皮舃)形象は(1)と同じで、必ずしも黒革を用いず、ときに赤革などで作ったもの。」となっています。

著書・作品名:龍鳴抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1133年

著者・作者:

掲載ページなど:38ページ下段後ろから5行目(「群書類従」(第十九輯)巻第342 管弦部二、2002)

発行元:続群書類従刊行会