さしつぐ【差次・指継】
読者カード 用例 2019年10月31日 公開
用例: | 同月二十一日指継ぎしも、再び指掛となり、同月二十六日、三日目の対局を重ねて宗印先生遂に勝つたのである。 |
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『将棋大観』 1928年 木村義雄 | |
語釈: | 【二】〔他ガ五(四)〕(指継)指し掛けとなった将棋を、場所や日時を改めて指し続ける。 |
コメント:2006年3月21日に投稿がありますが、さかのぼります。
編集部:名詞「さしつぎ(指継)」の例としてご投稿いただいていますが、「指継ぎしも」は「指し継いだけれども」(「し」は過去の助動詞「き」の連体形、「も」は逆態接続の助詞)と思われ、動詞と判断しました。第2版では、動詞「さしつぐ(指継)」に用例が入りませんでした。
著書・作品名:将棋大観
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1928年
著者・作者:木村義雄
掲載ページなど:621ページ
発行元:誠文堂