おとしまえ【落前(2)】
読者カード 用例 2019年08月08日 公開
用例: | 〔おとしまえ〕テキヤの中でタンカバイをするものが色々口上をいひ、いざこれから値段をいつて客に売付けるといふ大切な口上(テ) ◯不良少年仲間では無銭飲食をして、後のはなしをうまくつける者。 |
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『ポケツト隠語辞典』 1929年 学術普及社編 | |
語釈: | 〔名〕(2)((1)から転じて)もめごとの仲に立って話をつけること。失敗や、事故、無銭飲食などのあと始末をつけること。〔隠語全集(1952)〕 |
コメント:遡ります。
編集部:第2版では、獅子文六『自由学校』(1950)からの例が添えられていますが、21年さかのぼることになります。
著書・作品名:ポケツト隠語辞典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1929年
著者・作者:学術普及社編
掲載ページなど:19-20ページ
発行元:学術普及社