がんかい【眼界】
読者カード 用例 2019年11月08日 公開
用例: | 〔一〇・隔花遙勧酒詩序〈菅原輔昭〉〕出濃粧、出繁艶、愁眉忽展眼界之春、穿宿雪穿暖霞、俗骨欲倒酔郷之月。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)目に見えるかぎりの空間。見える範囲。視界。 |
コメント:
編集部:第2版では、『本朝無題詩』(1162-64頃)の例が早く、漢籍は王維『青龍寺曇壁上人院集詩』の例が添えられています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:301ページ上段後ろから5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店