日国友の会



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たいしん【退身】

読者カード 用例 2020年02月21日 公開

2019年09月13日 若桜木虔さん投稿

用例:〔五・為貞信公請致仕表〈大江朝綱〉〕
塩梅少味、只鎖日於薬餌之中。舟檝無功、欲退身於江海之上。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕関係していた事柄から手を引くこと。特に、官職からしりぞくこと。役をやめること。致仕(ちし)。

コメント:

編集部:第2版では、人情本『春情花の朧夜』(1860頃か)の例が早く、漢籍は引かれていません。大漢和は語釈のみ。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:200ページ下段1行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店