たいしん【退身】
読者カード 用例 2020年02月21日 公開
用例: | 〔五・為貞信公請致仕表〈大江朝綱〉〕 塩梅少味、只鎖日於薬餌之中。舟檝無功、欲退身於江海之上。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕関係していた事柄から手を引くこと。特に、官職からしりぞくこと。役をやめること。致仕(ちし)。 |
コメント:
編集部:第2版では、人情本『春情花の朧夜』(1860頃か)の例が早く、漢籍は引かれていません。大漢和は語釈のみ。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:200ページ下段1行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店