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ふうほう【風鵬】

読者カード 項目 2020年04月02日 公開

2019年09月26日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一二・池亭記〈慶滋保胤〉〕
不楽人之為風鵬、不楽人之為霧豹、不要屈膝折腰、而求媚於王侯将相、又不要避言避色、而刊蹤於深山幽谷。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕風に乗って飛ぶ鵬。俗世間を見下して、ゆうゆうと高い地位にいること。〔『新選漢和辞典』(風鵬①)〕

コメント:

編集部:第2版では、立項されませんでした。大漢和に見出しはないが、『旧唐書』に「時之來也,為雲龍,為風鵬,勃然突然,陳力以出」と見える。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:336ページ下段4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店