ふうほう【風鵬】
読者カード 項目 2020年04月02日 公開
用例: | 〔一二・池亭記〈慶滋保胤〉〕 不楽人之為風鵬、不楽人之為霧豹、不要屈膝折腰、而求媚於王侯将相、又不要避言避色、而刊蹤於深山幽谷。 |
---|---|
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕風に乗って飛ぶ鵬。俗世間を見下して、ゆうゆうと高い地位にいること。〔『新選漢和辞典』(風鵬①)〕 |
コメント:
編集部:第2版では、立項されませんでした。大漢和に見出しはないが、『旧唐書』に「時之來也,為雲龍,為風鵬,勃然突然,陳力以出」と見える。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:336ページ下段4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店