日国友の会



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ホームスパン

読者カード 用例 2020年01月22日 公開

2019年10月09日 ねじり草さん投稿

用例:あの渋い手織(ホウムスパン)の散歩服の手前、よくそんな預言者めいた口が利けたものだと
『うづまき〈十七〉』 1910年 上田敏
語釈:〔名〕(英 homespun)手織りの布。特に、手織りのような感触の、太い手つむぎの糸で織った毛織物。あらい平織または斜文織。また、これに類似の織物。

コメント:さかのぼります。407頁下段に明治43年6月大倉書店から出版、もとは同年1月1日から3月2日まで「国民新聞」に連載とあります。

編集部:第2版では、夏目漱石『明暗』(1916)の例が早いのですが、さらに、6年さかのぼります。

著書・作品名:うづまき〈十七〉

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1910年

著者・作者:上田敏

掲載ページなど:354ページ下段十七の8行目〔『明治文学全集31 上田敏集』、1966〕

発行元:筑摩書房