こんめい【混迷】
読者カード 用例 2020年06月27日 公開
用例: | 〔一〇・初冬翫紅葉詩序〈大江朝綱〉〕 如彼水面漫浮、混迷魚鱗之錦、沙頭散乱、失却鶴頂之丹、物色之動情、触境而催感者也。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕いろいろの事が入り混じって、わけがわからなくなること。入り乱れて、秩序を失い、先の見通しがつかなくなること。 |
コメント:
編集部:第2版では、内田魯庵『読書放浪』(1933)から早い例が添えられています。大漢和に用例なし。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:306ページ上段後ろから8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店