こけごろも【苔衣】
読者カード 用例 2019年11月30日 公開
用例: | 浪洗石苔 波あらふ磯邊の石の苔衣ほす間もみえぬ興津鹽風 |
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『為家卿藤川題百首』 1275頃か年 | |
語釈: | 〔名〕(2)「こけ(苔)の衣(ころも)(2)」に同じ。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、『新後撰和歌集』(1303)の例が早い例として添えられています。
ちなみに、「苔の衣(2)」の語釈は「苔のおおっているさまを衣に見立てていったもの。こけごろも。」となっています。
著書・作品名:為家卿藤川題百首
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1275頃か年
著者・作者:
掲載ページなど:823ページ、938ページ〔塙保己一編『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』、1983〕
発行元:続群書類従完成会