日国友の会



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たいはつ【苔髮】

読者カード 用例 2020年12月26日 公開

2019年12月08日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一〇・閑庭花自落詩〈大江以言〉〕
至彼苔髪之緑忽変、沙面之白彌添、延尉之門塵深、咲雀羅於寒草之露、御史之府日暮、嘲烏巣於古栢之煙者也。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕苔(こけ)の類が長くのびて、毛髪のようになったもの。苔鬚(たいしゅ)。

コメント:

編集部:第2版では、『類聚句題抄』(11C中)の例が引かれています。大漢和辞典に見出しなし。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:305ページ下段後ろから2行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店