まぜくりかえす【雑返】
読者カード 用例 2020年01月23日 公開
用例: | 謎の女は近づく人を鍋の中へ入れて、方寸の杉箸に交(マ)ぜ繰(ク)り返(カヘ)す |
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『虞美人草』 1907年 夏目漱石 | |
語釈: | 〔他サ変〕「まぜかえす(雑返)」に同じ。 |
コメント:2版に例なし。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。この例は、「まぜかえす(雑返)」の語釈(1)「いくどもかきまぜる。ごちゃまぜにする。まぜっかえす。まぜくり返す」に相当します。
著書・作品名:虞美人草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年
著者・作者:夏目漱石
掲載ページなど:160ページ〔『漱石全集 第三巻』、1966〕
発行元:岩波書店