みやとざ【宮戸座】
松井カード 用例 2020年01月25日 公開
用例: | 日本橋辺の金物屋の隠居の妾がゐる。其妾が宮戸座(ミヤトザ)とかへ出る役者を情夫(いろ)にしてゐる。 |
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『彼岸過迄』 1912年 夏目漱石 | |
語釈: | 東京都台東区千束二丁目にあった小劇場。明治二〇年(一八八七)吾妻座として開場。同二九年に改築し改称。歌舞伎を上演。関東大震災による焼失後も再建されたが、昭和一二年(一九三七)廃座。 |
コメント:2版に例なし
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:彼岸過迄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1912年
著者・作者:夏目漱石
掲載ページなど:50ページ9行目〔『漱石全集』〕
発行元:岩波書店