日国友の会



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マングローブ

読者カード 用例 2024年03月13日 公開

2020年07月09日 古書人さん投稿

用例:マングローブ(其種ハ枝頭ニ在テ既ニ發芽ノ力ヲ見ル外殻ハ赤棕色ニシテ内ニ軟肉ヲ有ツ味甘ニシテ食フベシ樹皮ハ柔革ヲ作リテ用ヰル)竹(バンブー)、榕樹(バンヤン)、蕉樹(プレンテーン)、椰子(コヽー)、パルム(棕梠ノ類)ノ数種、〔植物及動物〕
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:〔名〕(英語 mangrove)熱帯および一部の亜熱帯の入江や河口などの泥地に生じる常緑樹の総称。ヒルギ科・クマツヅラ科・シクンシ科などの植物からなり、塩分を多量に含み、従って浸透圧が高い。また、著しく支根や気根を出して広がり、胎生種子のものがある。東インド諸島・マレー半島に多く、日本では九州南部から沖縄にみられる。紅樹林。

コメント:遡ります

編集部:2008年11月24日付けで、『太陽臨時増刊 海の日本』(第8巻第8号、1902.06.15)の例をご紹介いただいていますが、さらに、23年さかのぼります。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:21ページ後ろから2行目

発行元:文部省(再版発行所 青史社)