バンヤン
読者カード 用例 2024年03月14日 公開
用例: | マングローブ(其種ハ枝頭ニ在テ既ニ發芽ノ力ヲ見ル外殻ハ赤棕色ニシテ内ニ軟肉ヲ有ツ味甘ニシテ食フベシ樹皮ハ柔革ヲ作リテ用ヰル)竹(バンブー)、榕樹(バンヤン)、蕉樹(プレンテーン)、椰子(コヽー)、パルム(棕梠ノ類)ノ数種、〔植物及動物〕 |
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『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯) | |
語釈: | 〔名〕(英 banyan)植物「ベンガルぼだいじゅ(─菩提樹)」の異名。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。ちなみに、「ベンガル菩提樹」の語釈は「クワ科の常緑高木。インド東部原産で、熱帯各地で広く緑陰樹として植えられる。日本では観葉植物として栽培される。高さ二〇~三〇メートル。樹皮は灰白色。枝から多数の気根を垂らして横に広がり、しばしば一樹で森林状となる。葉は革質、柄をもち卵形で長さ一〇~二〇センチメートル。花・果実はイチジクに似て小さい。樹脂からワニスを製造する。バンヤン。学名はFicus benghalensis」となっています。
著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1879年
著者・作者:四屋純三郎(譯)
掲載ページなど:22ページ1行目左注
発行元:文部省(再版発行所 青史社)