日国友の会



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うねめのみや【采女宮】

読者カード 用例 2024年03月15日 公開

2020年07月11日 古書人さん投稿

用例:三輪よりならへ〈略〉▲うねめの宮 池の西ににしむき也〔京より大和へ出〕
『諸国案内旅すゞめ(五)』 1701年 吉田幸一(蔵)
語釈:奈良の猿沢の池の畔にある祠(ほこら)。帝寵の衰えたのを嘆き、猿沢の池に投身した采女を祀った。また、この祠は後ろ向きに建てられているところから転じて、後ろ向き、尻(しり)を向ける、遊女が客を振ることなどのたとえにいう。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、雑俳『柳多留-一二』(1777)の例が早いのですが、76年さかのぼります。

著書・作品名:諸国案内旅すゞめ(五)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1701年

著者・作者:吉田幸一(蔵)

掲載ページなど:316ページ5行目

発行元:古典文庫