日国友の会



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まんぷくじ【万福寺】

読者カード 用例 2024年03月15日 公開

2020年07月11日 古書人さん投稿

用例:山城国黄檗并宇治之名所記〈略〉黄檗山万福寺(おうばくさんまんふくじ)ハ大唐しやもん うぃんげんぜんじのかいき 仏法ぐつうのれいしやう也〔京より大和へ出〕
『諸国案内旅すゞめ(五)』 1701年 吉田幸一(蔵)
語釈:(一)京都府宇治市にある黄檗(おうばく)宗の大本山。山号は黄檗山。寛文元年(一六六一)創建。開山は隠元隆[王奇]。建築様式は明の黄檗山万福寺に模し、法式・風習すべて明制を取り入れている。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2008年3月29日付けで、『都名所図会 下巻』(1780)の例をご紹介いただいていますが、さらに、79年さかのぼります。

著書・作品名:諸国案内旅すゞめ(五)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1701年

著者・作者:吉田幸一(蔵)

掲載ページなど:318ページ後ろから1行目

発行元:古典文庫