日国友の会



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なんきんでら【南京寺】

読者カード 項目 2024年03月15日 公開

2020年07月11日 古書人さん投稿

用例:山城国黄檗并宇治之名所記〈略〉せうおう三年甲午のとし七月六日ニ 長さき南京寺ニらいちゃくし給ひ〔京より大和へ出〕
『諸国案内旅すゞめ(五)』 1701年 吉田幸一(蔵)
語釈:長崎県長崎市にある黄檗宗の寺院・興福寺の別称。〔『デジタル大辞泉プラス"興福寺(長崎県)"』〕

コメント:読みは確認できませんでしたが、中国人との関係が深いので、取り敢えず「なんきんじ」としました

編集部:第2版では、立項されませんでした。いっぱんの人に親しまれて呼ばれた俗称と考えられるので、『ニッポニカ』「興福寺」の説明文中の読み「なんきんでら」にならっておきます。

著書・作品名:諸国案内旅すゞめ(五)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1701年

著者・作者:吉田幸一(蔵)

掲載ページなど:319ページ2行目

発行元:古典文庫