日国友の会



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ごじょう【五条】

読者カード 用例 2024年03月15日 公開

2020年07月11日 古書人さん投稿

用例:つちたから五でうへ 三里▲此間ニうのうとうげとて有〔よしのより高野へノ陸道〕
『諸国案内旅すゞめ(五)』 1701年 吉田幸一(蔵)
語釈:〔一〕(五條)奈良県中西部の地名。吉野川の下流域にある河港。古来紀伊、大和、伊勢を結ぶ交通の要地にあたり、江戸時代は幕府直轄領となり、代官所が置かれた。吉野川流域の木材集散地として発展。天誅(てんちゅう)組の挙兵地としても知られ、栄山寺がある。昭和三二年(一九五七)市制。

コメント:解釈2の1の初事例です

編集部:第2版では、浄瑠璃『艷容女舞衣(三勝半七)』(1772)の例が添えられていますが、さらに、71年さかのぼります。

著書・作品名:諸国案内旅すゞめ(五)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1701年

著者・作者:吉田幸一(蔵)

掲載ページなど:325ページ後ろから7行目

発行元:古典文庫