日国友の会



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カリエス

読者カード 用例 2024年03月15日 公開

2020年07月12日 古書人さん投稿

用例:(原因及診候)齒牙「カリエス」即齲齒及寒熱ノ刺激等ニシテ疼痛ニ輕重アリ〔歯痛〕
『改正増補臨床医典』 1898年1月2日 纂譯者 筒井八百濡珠
語釈:〔名〕(ドイツ Karies)慢性の骨炎によって骨が漸次融解する疾患。主に結核によるものをさす。肋骨、脊柱などにおこり、脊椎の場合は骨が湾曲する。化膿するのを湿性カリエス、そうでないのを乾性カリエスという。骨疽(こっそ)。骨瘍(こつよう)。骨潰瘍。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、桃井鶴夫『アルス新語辞典』(1930)の例が早いのですが、さらに、32年さかのぼります。

著書・作品名:改正増補臨床医典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:纂譯者 筒井八百濡珠

掲載ページなど:385ページ6行目(15版)

発行元:南江堂書店