ペリカン
読者カード 用例 2024年03月19日 公開
用例: | 鵁鶄(ストーク)、蒼鷺(ヘロン)、鸕̪̪鷥(コルモラント)、塘鵞(ペリカン)、雀皇(ボルドヲフパラダイス)、其他羽毛粲麗ノ鳥類多シト雖モ〔植物及動物〕 |
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『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯) | |
語釈: | 〔名〕(英 pelican)ペリカン科の大形の水鳥の総称。世界の熱帯を中心に六種が分布する。体形はどの種も同様で、大きな嘴(くちばし)をもち、下嘴に収縮できる大きな袋がある。この袋を利用して一時に多くの魚をとるが、その中に長く魚を蓄えておくことはない。羽色はほぼ全身白色の種と褐色の種とがあり、褐色系のペリカンは空中から飛び込んで魚をとる。白色系の種は水面を泳ぎながら採餌する。どの種も集団性が強く、群れをなして生活し、集団繁殖をする。学名はPelecaridae |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が早いのですが、5年さかのぼります。
著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1879年
著者・作者:四屋純三郎(譯)
掲載ページなど:23ページ後ろから1行目左注
発行元:文部省(再版発行所 青史社)