さくさんえん【酢酸塩】
読者カード 用例 2024年03月23日 公開
用例: | 黄色染 桶に水をみたし、醋酸塩(サクサンエン)二百匁を入れ、其の中に鹽酸一合八勺余を投し、〔木綿を染むる法〕 |
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『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎 | |
語釈: | 〔名〕酢酸の水素原子を金属原子で置きかえて得られる塩。主として、無色、水溶性だが例外も多い。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、横山源之助『日本の下層社会』(1899)の例が早いのですが、さらに、9年さかのぼります。
著書・作品名:家事経済書 全
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1890年4月13日
著者・作者:飯島半十郎
掲載ページなど:33ページ後ろから1行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕
発行元:博文館