日国友の会



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すきあげる【梳上】

読者カード 項目 2024年03月25日 公開

2020年07月21日 古書人さん投稿

用例:さて水油を手にたらし、これを毛にこすりつけ、又すき櫛をもて能くすきあけるなり、しかしてハり紙を製すへし、〔理髪・島田髷〕
『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎
語釈:〔他ガ下一〕[文]すきあ・ぐ〔他ガ下二〕髪の毛などを、櫛などでかけて下から上の方に通す。上の方にくしけずる。

コメント:遡ります

編集部:2007年7月30日付けで、ぽんちさんに、萩原葉子『蕁麻の家』(1976)の例をご紹介いただいていますが、さらに、86年さかのぼります。

著書・作品名:家事経済書 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年4月13日

著者・作者:飯島半十郎

掲載ページなど:41ページ後ろから5行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕

発行元:博文館