日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

かみあらいこ【髪洗粉】

読者カード 用例 2024年03月26日 公開

2020年07月22日 古書人さん投稿

用例:其の洗ふの法ハ、髪洗粉(カミアラヒコ)をとかし、かみに塗りつけ漸次に微温湯をそゝき、洗ふなり、〔理髪・まる髷〕
『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎
語釈:〔名〕髪を洗うのに用いる粉。ふのり、うどん粉、でんぷん粉、椿(つばき)の実のしぼりかすなどが用いられた。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、川端康成『浅草紅団』(1929-30)の例をご紹介いただいていますが、さらに、40年さかのぼります。

著書・作品名:家事経済書 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年4月13日

著者・作者:飯島半十郎

掲載ページなど:47ページ6行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕

発行元:博文館