かみあらいこ【髪洗粉】
読者カード 用例 2024年03月26日 公開
用例: | 其の洗ふの法ハ、髪洗粉(カミアラヒコ)をとかし、かみに塗りつけ漸次に微温湯をそゝき、洗ふなり、〔理髪・まる髷〕 |
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『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎 | |
語釈: | 〔名〕髪を洗うのに用いる粉。ふのり、うどん粉、でんぷん粉、椿(つばき)の実のしぼりかすなどが用いられた。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、川端康成『浅草紅団』(1929-30)の例をご紹介いただいていますが、さらに、40年さかのぼります。
著書・作品名:家事経済書 全
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1890年4月13日
著者・作者:飯島半十郎
掲載ページなど:47ページ6行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕
発行元:博文館