日国友の会



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そそぐ【濯・雪】

読者カード 語釈 2024年03月26日 公開

2020年07月22日 古書人さん投稿

用例:口をそゝきたれハ、微温湯又ハ冷水にて顔を洗ふべし、〔入浴〕
『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎
語釈:〔他ガ五(四)〕(1)水をかけてよごれを洗い落とす。洗い清める。また、けがれた心や世の中などを清める。すすぐ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『三国伝記』(1407-46頃か)から「心を洗(ソソク)」例と北原白秋『邪宗門』(1909)から「血によりて洗礼(ソソ)がれし」の例の2例が添えられていますが、「口をそそぐ」の例となりますね。

著書・作品名:家事経済書 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年4月13日

著者・作者:飯島半十郎

掲載ページなど:51ページ4行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕

発行元:博文館