日国友の会



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だいだいず【橙酢】

読者カード 用例 2024年03月29日 公開

2020年07月25日 古書人さん投稿

用例:酢ハ菓物(くだもの)の酢、最も佳なり、即だいだい酢(ス)、九年母酢(くねんぼす)、蜜(み)かん酢、きんかん酢等なり、〔料理式〕
『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎
語釈:〔名〕橙の果実からしぼり取った液。苦みを有し芳香があって、酢の代用とする。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、楽満斎太郎『日本料理通』(1930)の例が添えられていますが、さらに、40年さかのぼります。

著書・作品名:家事経済書 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年4月13日

著者・作者:飯島半十郎

掲載ページなど:107ページ4行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕

発行元:博文館