おりべどこ【織部床】
読者カード 用例 2024年03月30日 公開
用例: | 床ハ疊床(たゝみとこ)、いたとこ、ひきこみ床、織部床(ヲリベトコ)等その座舗の結構により、便宜をはかりて、設くへし、〔家屋建築〕 |
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『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎 | |
語釈: | 〔名〕古田織部好みの床(とこ)の様式。床の間を作らないで天井の回縁(まわりぶち)の下の壁面に、幅一五~一八センチメートルほどの化粧板を取り付け、折りくぎを打って掛物をかけるようにしたもの。その化粧板を織部板という。 |
コメント:遡ります
編集部:2008年9月2日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第三巻』(1930)の例をご紹介いただいていますが、さらに、40年さかのぼります。
著書・作品名:家事経済書 全
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1890年4月13日
著者・作者:飯島半十郎
掲載ページなど:164ページ6行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕
発行元:博文館